- 使用場所: 柱・梁
古材商品 MOQGs BEAM(モクジスビーム) を付梁(化粧梁)として用いることで、天井意匠の中に素材の時間性をさりげなく組み込んだ事例です。
モクジスビームが持つ、経年によって生まれたやわらかなブラウンの色調は、床タイルや木質家具、キッチン面材の色味と自然に呼応し、空間に温度差のない落ち着いた雰囲気を生み出しています。梁単体の存在感を抑えつつ、床・家具・キッチン面材に至るまで空間全体を淡いブラウンのトーンで統一することで、上品でまとまりのある空間が成立しています。
白を基調とした天井に対しても、梁の色味は過度に主張することなく、光を受けて柔らかく馴染み、均質になりがちな天井面に静かなリズムと奥行きを与えています。
また、古材でありながら寸法精度を整えたモクジスビームを選択することで、空間全体のトーンを崩すことなく、ナチュラルさと洗練さのバランスを高いレベルで成立させています。
「古材を見せる」のではなく、色・素材・光の関係性の中で古材を溶け込ませるという設計姿勢。
梁の配置や本数といった要素設計にとどまらず、空間全体のトーン設計までを含めて考え抜かれた、設計者の美意識が感じられる事例です。
設計:らいふでざいん室Ai一級建築士事務所
施工:スペース企画五島

























































































