古材日和スタッフブログ

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    古材板がテレビボードに適している理由



    古材板を使ったテレビボードは、デザイン性と実用性の両方を兼ね備えています。
    元々建材として使われてきた頑丈な素材かつ、長年の使用によって生まれた独特の風合いが、家具として深みのある表情を見せてくれるからです。

    ここでは、古材板がなぜテレビボードに適しているのか、3つの観点から解説します。


    一点ものだから個性が出せる


    古材板の魅力のひとつが「同じものが二つとない」という点です。
    時間をかけて自然に刻まれた節やひび、色の違いが、すべて唯一無二の表情を作り出しています
    これにより、テレビボードに仕上げたときにも他の家具とは違う“味”が生まれ、インテリアの中で強い存在感を放つのです。
    特別な家具を置きたい、量産品では満足できないという方にとって、古材板のテレビボードは理想的な選択と言えるでしょう。


    自然の温もりでテレビ周りを演出できる


    古材には、天然物にしか出せない柔らかな色味や、使い込まれた木目の美しさがあります。
    この特徴が、テレビ周りという「無機質になりがちな空間」を、ほっとできる落ち着いた雰囲気に変えてくれるのです。
    たとえば、濃淡のある色合いや素朴な質感の古材板を使えば、インテリアとしても主張しすぎず、それでいてしっかりとしたテレビの存在感を出してくれます。
    主役のテレビを引き立てながら、空間全体に温もりを添えてくれるのが、古材板テレビボードの魅力です。


    サステナブル素材として注目されている


    古材板は、ただ見た目が魅力的なだけでなく、環境にも優しい素材です。
    古材は築60年〜70年以上の古民家などで使われていた木材で、活用することで新たに木を伐採する必要がなくなります。
    また、加工に必要なエネルギーも最小限に抑えられるため、環境負荷が低く、持続可能な社会の実現に貢献する素材として注目されているのです。
    今後ますます「使えるものを活かす」価値観が高まる中で、古材のような素材は、暮らしに自然と溶け込んでいくでしょう。


    テレビボードに使う古材板の選び方



    古材板は一点ごとに表情が異なるため、選び方を間違えると、理想のテレビボードには仕上がりません。
    見た目の良さだけでなく、安全性や使い勝手も考慮して選ぶことが大切です。
    ここでは、古材板をテレビボードとして使う際に意識したい選び方のポイントを3つご紹介します。


    割れや反りが少ないものを選ぶ


    古材板をテレビボードに使う際は、まず板自体の状態をよく確認しましょう。
    割れや反りがきついものは、長く使ううちにガタつきが出たり、重たいテレビの設置に不向きになる可能性があります。
    矯正することは不可能ではありませんが、古材を取り扱った経験がない状態で行うとうまくいかないことのほうが多いです。
    DIY用に古材板を選ぶときは、最初から割れや反りがきつくないものを選び、矯正の手間や怪我のリスクをなくしたうえで着手するのがおすすめです。


    凹凸が少ないものを選ぶ


    古材には独特の凹凸や傷が残っていることがありますが、テレビボードとして使うなら表面の凹凸はできるだけ少ないものが理想です。
    凹凸があると、テレビや周辺機器を安定して設置できません。
    物が傾いたり、振動でずれてテレビが落下したりする恐れもあるため、表面の勾配がきつくない古材板でテレビボードを制作しましょう。


    空間の雰囲気を加味して選ぶ


    テレビボードは部屋の中央に設置することが多いため、空間の雰囲気と調和させないと一か所だけ違和感のある仕上がりとなります。
    たとえば、落ち着いた雰囲気のリビングには深みのあるブラウン系の板がよく馴染みますし、明るく清潔感のある空間には明るい暖色の古材が適しています。
    ただ家具を置くだけでなく、空間全体を演出する視点で選ぶことで、古材テレビボードはより魅力的な存在になります。


    【事例紹介】テレビと古材を組み合わせた時の雰囲気は?



    秋田県の一般住宅にて、古材を活用した壁にテレビを設置した事例を紹介します。
    利用しているのは「ナラ」とも呼ばれるオークの木から採取した「アイモンディオーク」のフローリング材です。
    黒光りするテレビのバックに古材を活用することで、古材特有の温かみのある空間演出が可能となっています。
    陽の光が入ってくると自然な暖かさが室内に広がる設計となっています。


    古材板を使ったテレビボードの準備方法



    古材板を使ったテレビボードを用意する際には、主に「DIYで自作する方法」と「専門店に依頼する方法」の2つがあります。
    どちらにも魅力はありますが、目的やスキルに応じて選ぶことで、完成後の満足度が大きく変わってきます。

    たとえば、DIYで仕上げた家具は愛着がわきやすく、世界にひとつだけの作品になります。
    一方で、仕上がりの美しさや安全性を重視したい場合は、古材専門店に依頼するのも良い方法です。
    ここでは、それぞれの準備方法について具体的にご紹介します。


    DIYで制作する


    自分の手で古材板テレビボードを作るのは、ものづくりの楽しさを感じられる方法です。
    特にDIYが好きな方にとって、古材ならではの質感や色合いを活かして自由にデザインできることは心躍る時間になります。
    とはいえ、古材は表面が不均一だったり、厚みにばらつきがあったりするため、加工にはある程度の技術と工具が必要です。
    寸法の調整や安定性の確保といった点も含め、初心者には難易度が高く感じられるかもしれません。
    それでも、自分で作った家具を使う満足感は何物にも代えがたく、時間をかけて取り組む価値のある方法といえます。


    古材専門店に相談する


    クオリティの高いテレビボードを求めるのであれば、古材を扱う専門店に相談するのが安心です。
    古材の特性を見極め、設置場所や用途に合わせて丁寧にアドバイスをしてくれます。
    安全性や耐久性が求められるテレビボードは、経験豊富なプロのアドバイスを受けながら制作・選定することが欠かせません。
    DIY経験がない方はもちろん、空間によりマッチするものや、より安全に使いやすいテレビボードを探している方は専門店に相談してみるのがおすすめです。


    古材のお悩みは「古材日和」にご相談ください



    本物の古材を使って、素材の味わいを感じられる空間をつくりたい。
    そんな方には、古材専門店での購入がぴったりです。
    中でも「古材日和」では、国内外から選び抜かれた古材を豊富に取り扱っており、用途に応じたご提案が可能です。
    出荷前にはすべての古材にクリーニングを施しています。
    ご希望に合わせたサイズ調整や加工も行っているので、テレビボードのような特注の家具にも対応できます。
    香川県をはじめ、全国6ヶ所(秋田、東京、静岡、滋賀、香川、福岡)に店舗を展開していますので、気になる方はぜひお近くの古材日和までお気軽にご相談ください。


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    タグ:古材 テレビボード

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