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ヴィンテージ感のある空間づくりを求める設計士や店舗オーナーを中心に、棚板やカウンター、天板、壁材としての利用が増加中です。
古材ならではの風合いや木目の個体差、歴史を感じさせるペンキ跡や釘跡など、一般的な木材にはない魅力がある一方で、「どのように選べばいいのか」「どこで買うべきか」といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、古材板の基礎知識から活用事例、選び方、購入時の注意点までを幅広く解説します。
DIY初心者からプロの設計士まで、誰でも活かしやすい知識を解説するのでご参考にしてください。
古材板とは?素材の魅力と基本知識
古材板とは?再利用素材の価値と魅力
古材板は、古民家や工場、建築現場などで使用されていた木材を解体・再利用した板材のことです。
使用されていた歴史によって生まれた表面の味わいや傷跡がそのまま残っているのが特徴で、一枚一枚に異なる表情があることから、唯一無二の空間づくりに最適です。
例えば、足場板として使われていた杉材は、ペンキ跡や錆の跡、日焼けによる濃淡などが表情豊かで、ナチュラルであたたかみのある雰囲気を演出します。
古材板の種類と特徴(杉・パイン・オークなど)
古材板にはさまざまな種類があり、それぞれに適した用途があります。
たとえば、杉は軽量で柔らかく、ナチュラルなテイストの空間にぴったり。
パインは節が豊かで、少しラフな風合いが特徴です。
オークは硬く重厚感があり、存在感のある家具やフローリングに適しています。
使用されていた環境や用途によって風合いやダメージ具合も異なるため、用途に応じて素材を選ぶことがポイントです。
古材板の活用シーンと活用例
DIYで人気の使い方(棚板・天板・壁材など)
古材板は、棚板、カウンター、テーブル、壁面装飾などに使われます。
実際の事例として、古材日和のUSボードを活用したDIYカウンターがあります。
キッチンの天板と側面にブラウンの古材板を使用したことで、白を基調とした室内に深みと温かみが加わり、家庭的で居心地の良い空間が実現されています。
店舗設計・リノベでの活用(床・カウンター・什器など)
飲食店やカフェではより本格的な活用が進んでいます。
例えば北海道の「BIRD WATCHING」では、カウンター、床材、扉などに古材が使用されており、木の質感が感じられる落ち着いた店内空間を創出。
来店者にとっても印象的な内装となり、評価向上にもつながっています。
古材板の選び方:失敗しない5つのチェックポイント
【目的に合った厚み・長さを選ぶ】
棚板か床材かで求められる強度・厚みが異なります。設置場所のサイズも確認して商品選びを進めるのがおすすめです。
【風合いの統一感】
複数枚使う場合は風合いに統一感があると、空間にまとまりが生まれます。
陽の光が多く入ってくる場所なら明るみのある古材、照明を活かして大人っぽい空間演出を望むならグレーやブラウンの古材がおすすめです。
【安全性と状態のチェック】
腐食やひび割れがないか、トゲが出ていないかなど、状態確認は必須です。
安全な運搬やDIYを実現するためにも、状態に目を通してから購入を進めましょう。
特に建築会社などから端材をもらう場合は要注意です。
【加工仕上げの有無(ブラッシング・サンディングなど)】
設置後に手を加える手間を減らすためにも、購入時にどこまで加工されているかチェックしてみてください。
【不燃対応や耐久性(施設・店舗用途)】
商業施設では不燃材が必要な場合があります。
国交省認定の不燃材かどうか確認しましょう。
どこで買う?信頼できる古材販売店の選び方
ネット通販と専門店の違い
価格は安く見えても、加工状態や安全性、納期などの対応に差があります。
用途が明確な場合は専門業者をおすすめします。
古材専門業者が安心な理由(加工・サンプル・サポート)
在庫確認・現物選定可能、加工精度が高く、相談やサンプル請求に対応していることから、プロの現場でも安心して採用されています。
価格と品質のバランスを見極める
安すぎる古材には、大きな曲がり・傷み・未加工リスクがある場合も。
設置後のトラブル回避のためにも品質重視がおすすめです。
古材板を使う前に知っておきたいQ&A
古材って割れたり反ったりしませんか?
多少の割れや反りは古材でも見られます。
割れや反りの発生を防ぐことは難しいため、DIYなどに古材を使う時は、割れや反りが少ないものを選ぶのがおすすめです。
不燃古材って何ですか?どんな建物に使えますか?
不燃古材とは、国土交通省の不燃認定を受けた燃えにくい処理を施した古材のことです。
飲食店・商業施設・ホテル・公共施設など、建築基準法上の制限がある建物でも使用できます。
古材日和と他社との違いって何ですか?古材ならどこでも同じでは?
古材日和は、全国6拠点の在庫ネットワークと、現物が見られるショールームが強みです。
加工・不燃処理・クリーニングまで自社管理のため品質が安定し、納期や提案力でも高く評価されています。
古材日和ではDIYや個人利用でも購入できますか?
はい、可能です。古材日和では業者向けだけでなく、個人の方でもテーブル・棚・壁などのDIYに使える古材板を販売しています。
カット済・クリーニング済の商品もあり、オンラインでの相談やショールーム見学も可能です。
納期はどれくらいかかりますか?急ぎでも対応できますか?
在庫品であれば即納も可能です。
自社工場での加工ラインがあるため、短納期や急な変更にも柔軟に対応可能です。
まとめ
古材板は、単なるリユース素材ではなく、空間に歴史や深みを与えるデザイン素材です。
選び方を誤らなければ、DIYから店舗設計まで幅広く活用できます。
購入前には必ず実物を確認し、必要な加工がされているか、用途に適した種類かどうかを見極めましょう。
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タグ:古材板