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「本物の古材を使いたい、けれど内装制限が壁となって諦めるしかないのか。」
商業施設や飲食店の設計において、内装制限は避けて通れない高いハードルです。
不燃クロスや古材風の加工板では満足できない、しかし法規を遵守しなければならない。
そんなプロの皆様のジレンマを解決するのが、私たちの提供する「不燃古材」です。
古材日和では、1982年の創業以来蓄積してきた知見を活かし、国土交通省の不燃認定を受けた高品質な古材を全国6拠点のネットワークで提供しています。
当記事では、厳しい消防検査を確実にパスしながら、クライアントを唸らせるヴィンテージ空間を実現するための「不燃処理の基礎知識」と「失敗しない資材選定のコツ」をプロの視点で徹底解説します。
なぜ店舗や施設で不燃処理された古材が必要なのか?
魅力的な店舗設計において木材の質感は欠かせない要素ですが、火災安全性の確保はそれ以上に重要な責務です。
こちらでは、なぜ不燃という選択肢がプロの現場で必須となるのか、法規制と意匠性の観点から次項より詳しく解説します。
建築基準法による内装制限の壁
日本の建築基準法では、火災時の避難時間を確保するために、壁や天井の仕上げ材に燃えにくい材料(不燃・準不燃材料)を使用するよう定められています。
特に飲食店、大型商業施設、ホテル、公共施設などでは、たとえデザイン性が高くても、未処理の生木をそのまま内装に使うことは法律上許されないケースが多々あります。
火災リスクと安全性を両立させる不燃古材の役割
不燃古材とは、古材特有のひび割れ、釘穴、色褪せた風合いを保持したまま、特殊な不燃薬剤を木材内部に浸透させたものです。
これにより万が一の火災時でも燃え広がりにくく、有害な煙の発生を抑えることができます。
フェイク素材(古材風)では出せない、本物だけの圧倒的な質感
コストや制限を気にするあまり、古材風の壁紙や、新しい木材にダメージ加工を施した古材風仕上げを検討される方もいます。
しかし、本物の古材が持つ50年、100年という歳月が刻んだテクスチャは、印刷や人工的な加工では決して再現できません。
古材日和の不燃古材が設計者に選ばれる4つの強み
古材の供給元は数あれど、シビアな条件が求められる商業案件で古材日和が指名されるのには明確な理由があります。
法的な信頼性から供給スピードまで、私たちが提供する4つの付加価値について、次項より具体的に紹介します。
1. 国土交通省の不燃認定取得済み・厳しい消防検査も安心
古材日和の不燃古材は、厳格な試験をクリアし、国土交通省の不燃認定を取得しています。
納品時には認定証の写しを提出できるため、行政や消防の検査もスムーズに通過します。
この「法的な裏付け」こそが、プロが安心して提案できる最大の理由です。
2. 全国6拠点のネットワーク・不燃処理済みだから迅速な対応が可能
古材日和グループは、香川・秋田・滋賀・東京・福岡・静岡の全国6拠点で古材を一元管理しています。
この広大なネットワークにより、各地のプロジェクトに対して迅速な供給が可能です。
通常、木材を不燃処理に出すと長い工期がかかりますが、古材日和では不燃処理済みのストックを常備しています。
様々な仕様や限られた納期に対しても、できる限りご希望に沿った形で対応できる体制を整えています。
3. 国内外の豊富なラインナップ。不燃板材から柱材まで網羅
北米から直輸入するグレイボードやバーンボード、国内の古民家から回収された古材梁・柱など、バリエーションは多岐にわたります。
薄くスライスした壁面用のパネルから、構造体を見せる意匠材まで、不燃対応の選択肢を豊富に用意しています。
【事例紹介】不燃古材が活用された洗練の空間
不燃古材を導入することで、具体的にどのような空間体験が生まれるのでしょうか。
商業施設、オフィス、ホテルなど、実際のプロジェクトで果たした役割とその効果について、次項より事例を挙げて紐解いていきます。
【事例】大型商業施設・飲食店の内装
多くの人が行き交う大型商業施設内の飲食店では、厳しい内装制限が課せられます。
こちらでは、古材日和の不燃認定材が壁面材として採用されるケースが非常に多いです。
効果として長い年月を経て刻まれた跡が生み出すコントラストや、強烈なインパクトを与える風合いによって、空間に深みを与えます。
消防検査をクリアしつつ、フェイクでは出せない本物の説得力が店舗のブランドイメージを底上げしています。
【事例】オフィス・公共スペースのSDGs対応
近年のオフィス設計では、サステナビリティが重要なキーワードです。
古材は、廃棄されるはずの建材を再利用する究極の循環型資材です。
受付カウンターやミーティングルームの壁面に不燃古材を導入しています。
不燃認定品であるため、高層ビルのオフィスでも制限をクリアできます。
社員や来客に対し「環境に配慮しつつ、高い美意識を持つ企業」というメッセージを視覚的に伝えることに成功しています。
古材日和の商品情報:不燃対応おすすめラインナップ
プロジェクトのコンセプトに合わせて最適な表情を選べるよう、私たちは多彩なストックを保持しています。
壁面を彩る薄材から空間の主役となる柱材まで、特におすすめの不燃対応商品を次項より紹介します。
【商品】USボード グレー/ブラウン不燃タイプ
特徴: 北米の厳しい環境下で数十年、雨風にさらされた納屋の外壁材です。
不燃処理を施しても、その独特の凹凸や、跡が生み出すコントラストは失われません。
おすすめ: カフェのカウンター正面、アパレルショップのアクセントウォール。
薄型で施工性が良く、リノベーション案件にも最適です。
【商品】国産古材 柱(不燃対応可能、受注生産)
特徴: 日本の古民家から出た柱。
おすすめ: ホテルのロビーや吹き抜け空間。
構造体のように見せつつ、意匠材として天井から吊るすなどの演出に。受注生産で不燃処理を承ります。
不燃古材の導入で失敗しないためのチェックポイント
不燃古材は特殊な処理を施した資材であるため、取り扱いにはプロとしての知識が求められます。
現場でのトラブルや認定の失効を防ぐために必ず押さえておくべき3つのポイントについて、次項より詳しく解説します。
証明書類(不燃認定証)の有無を必ず確認する
「不燃処理済みです」という言葉だけでなく、必ず国土交通省の大臣認定番号が発行されているかを確認してください。
古材日和では、各製品に対応した認定証の写しを発行しております。
経年変化とメンテナンス
不燃薬剤は、吸湿性を持つ場合があります。
極端に湿気が多い場所では、表面に薬剤がにじむ可能性があるため、適切な換気計画が必要です。
古材に関してよくある質問(FAQ)
最後に、古材に関するよくある質問について回答します。
1.不燃古材って何ですか?どんな建物に使えますか?
2.他社との違いって何ですか?古材ならどこでも同じでは?
3.納期はどれくらいかかりますか?急ぎでも対応できますか?
疑問を解消するためにも、ぜひチェックしてください。
Q1. 不燃古材って何ですか?どんな建物に使えますか?
不燃古材とは、国土交通省の不燃認定を受けた燃えにくい処理を施した古材のことです。
飲食店・商業施設・ホテル・公共施設など、建築基準法上内装材に制限がある建物でも使用可能です。
古材日和では国産・輸入ともに不燃処理済みの在庫を常備しており、様々な仕様や限られた納期に対しても、できる限り柔軟な対応を行っています。
Q2. 他社との違いって何ですか?古材ならどこでも同じでは?
古材日和の強みは、香川・秋田・滋賀・東京・福岡・静岡の「全国6拠点の在庫ネットワーク」と「現物が見られるショールーム」です。
品質が安定しており、加工精度も高いと評価されています。
設計者・施工者からは「提案の幅が広がる」「現場負担が減る」と、プロから選ばれているブランドです。
Q3. 納期はどれくらいかかりますか?急ぎでも対応できますか?
商品や加工内容によりますが、在庫材であれば迅速な納品も可能です。
グループ全体での調達体制により、様々な仕様や限られた納期に対しても、できる限りご希望に沿えるよう調整いたします。
設計者からは「納期の不安が少ないので提案しやすい」との声も多く寄せられています。
まとめ:不燃古材を賢く選んで、唯一無二の空間設計を
「法規制」という高いハードルは、適切な素材選びさえできればデザインを制限するものではなくなります。
古材日和の不燃古材は、安全・安心という機能と、歴史が紡いだ美を同時に提供するプロのためのツールです。
「この現場、不燃じゃないとダメだけど古材を使いたい」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度私たちにご相談ください。
全国6拠点のネットワークを駆使して、貴方のプロジェクトに最適な一枚をご提案します。
次の一歩として、まずは質感をお手元で確かめてみませんか?
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