古材日和スタッフブログ

古材日和グループは現在、インドネシアの古材を取り扱っています。
なぜ私たちがインドネシアの古材を扱うようになったのか?
そこには深い意味があります。
本日は、その経緯についてお話しさせていただきます。


■ 古材日和グループとは



古材日和グループは、古材の収集・加工・販売を目的として全国6社の木材業者が組織した企業グループです
このように複数の専門業者が連携して古材事業を展開している形態は、他に例を見ません。
そのため、海外の古材業者が日本市場への参入を検討する際、私たちのグループへコンタクトを取ってくださるケースが多くあります。インドネシアとの出会いも、その中のひとつでした。


■ 出会いと現地訪問


取引の判断を行う際、私たちは商品の品質や仕様を確認するのはもちろんですが、
何よりも重要視しているのは、商品を提供する企業のオーナーが持つ考え方つと人間性です。
そのため、必ず現地を訪れ、代表者の方と直接お話しし、製造現場も自分の目で確かめます。
今回も例外ではなく、私たちはインドネシアへ飛びました。


■ インドネシアの現実



みなさんは「インドネシア」と聞いて、どのような印象をお持ちでしょうか。
経済発展が著しく、若い人口が多く、今後さらなる成長が期待されるエネルギッシュな国、
そうしたイメージを抱く方が多いかもしれません。
私たちが訪れたのは首都ジャカルタからさらに飛行機を乗り継いだ地方都市でした。
中心街にはバイクがあふれ、商業施設も多く、まさにこれから発展の勢いを感じる場所でした。



ところが、そこから車で30分も走ると風景は一変します。
緑豊かな農村地帯が広がり、古びた家々が並ぶ集落では、まるで時間が止まっているかのようでした。


■ オーナーの想い



現地の古材業者のオーナーが静かに語りました。

「インドネシアは活気に満ち、成長が期待されていると言われています。
しかし、貧富の差は激しく、地方にはまだ貧困に苦しむ地域が多くあります。
私たちは、そうした若者たちに雇用の機会をつくり、
未来への希望を持てるようにと願い、古材事業を立ち上げました。」

その言葉に、私たちは深く心を打たれました。



■ 私たちの理念と決意


古材日和グループは、事業理念として次のように掲げています。

「古材事業を通じて、携わるすべての人々の幸福を追求し、社会の進歩発展に貢献すること。」
私たちは古材を単なる商品としてではなく、人と社会を豊かにする「循環の事業」として捉えています。
木材の再利用による環境負荷の軽減はもちろん、地域社会や人々の幸福に貢献することを使命としています。

インドネシアのオーナーの想いは、まさに私たちの理念と重なりました。
現地の人々の幸せに少しでも寄与できるのであれば、私たちは喜んでその架け橋となりたい。
その瞬間、私たちはインドネシアの古材を取り扱うことを決意したのです。


つづく


プロジェクト案件、全国展開案件や、関東エリア、新潟、富山、石川、広島、鳥取、島根、岡山、香川、徳島、高知、愛媛にて、古材を使った店舗・住宅を検討されている設計士様、施工店様、オーナー様の皆様へ。
古材に関する相談は、香川県坂出市の「古材日和 グループ本部 塚田木材(株)」にご相談ください。商業施設やホテルなど、不燃規制のある物件にも対応できる、不燃処理済みの古材も取扱いしております。お客様のご要望に合わせて、古材を活かしたオンリーワンの店舗住宅を実現します。
また空き家になっている古民家の解体や、古材の買取にも注力しています。
古材に関する相談・購入・サンプルをお求めの方は、「古材日和 グループ本部 塚田木材(株)」にお問い合わせください。

お問い合わせは、お問い合わせフォーム公式LINE
または下記まで

国内統括・グループ本部

塚田木材株式会社

〒 762-0046   香川県坂出市富士見町1丁目2-19

営業時間: 平日8:00~17:00、土8:00~12:00
定休日: 土(午後)、日祝日

タグ:インドネシア indonesia 社会貢献

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