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古材って何?その魅力を探る

古材とは?その定義と特徴
古材とは築50年以上の建物などから取り外された木材を指し、特殊な処理や加工を行うことで新たな建物やインテリアに活用できます。
表面の傷や変色といった経年変化による味わいは、新しい木材では真似できない独特の美しさとして人気を誇るのです。
使用された場所や年代、木材の種類などによって一つひとつの個性が変化するのが古材の特徴と言えます。
DIY活用から店舗デザインでの活用例
古材の魅力は多岐に渡りますが、特にDIY活用と店舗デザインでその特性が活かされています。
DIY活用では、古材の個々の特徴を活かした自分だけのオリジナル家具を作る楽しさを得ることが可能です。
古材ならではの風合いを最大限に活かすことで、他にはないユニークなインテリアを誕生させることができます。
また、カフェやレストラン、小売店で古材を使うことで、心地良く落ち着いた空間をお客様に提供できるようになります。
時間がゆっくり流れるような感覚を楽しめる古民家カフェなどでは、古材の存在は非常に重要視されています。
五感に訴える古材特有の魅力は様々な業界に広がっており、家庭から商業空間、アートの世界まで幅広く展開しています。
各シーンで異なる表情を見せる古材は、これからも私たちの生活に新しい価値と彩りを加えていくでしょう。
古材を活用した実例:インテリアから建具まで
古材はDIYや店舗デザイン以外にも、以下のようなケースで活用されています。
活用例1:アンティーク家具

古材の温かみと風合いを生かした、オリジナルのアンティークテーブルや椅子などが作成されています。
これらのアイテムは、空間に歴史を感じさせる個性を加えます。
活用例2:自宅のリフォーム

古材を使った床材や天井、壁などの内装素材としての利用も増えています。
特に古民家の解体材などを使うと、新しい住まいにも風情を感じさせることができます。
活用例3:アート作品

アーティストによる、古材を素材としたアート作品も見受けられます。
木の風合いが生み出す表現は、自然の迫力を感じさせるものから、前衛的なものまで様々です。
これらの実例からも、古材の多様性と可能性が際立っています。
古材の個性と特性を理解し、適切に活用することで、独特の美しい空間を生み出すことができるのです
古材を販売している場所とメリットデメリット

古材を販売しているホームセンター
近年では、一般的なホームセンターでの古材販売も増えています。
ホームセンターなら他のDIY用品もチェックしながら購入を検討できるため、DIY初心者の方でも安心して古材選びが可能です。
また、専門店よりリーズナブルな価格で購入しやすいのもホームセンターの古材を選ぶメリットと言えるでしょう。
とはいえ、種類には限りがあるため、より特定のサイズや質感を求める場合は不向きです。
できるだけこだわって古材選びがしたい場合には、専門的なアドバイスも受けられるお店を探すことをおすすめします。
古民家を解体して入手、知り合いからもらう
古材入手の方法として、古民家の解体をした知り合いなどから譲ってもらうのもおすすめです。
既存建物から発生した古材の再利用は新たな資材の消費を削減し、エコロジーを促進させます。
また、地域の古民家や知り合いから古材を譲り受けることで、地域コミュニティとの繋がりを深めることにも期待できるでしょう。
しかしながら、古民家の解体には専門的な技術と時間が必要で、決して簡単に古材を入手することはできません。
腐朽によるダメージを負っているケースも多いため、適切な選別と処理が求められます。
店内デザインやインテリアに状態の悪い古材を使うと、怪我や事故が発生する恐れもあるため、譲渡してもらった古材をそのまま利用するのは避けるようにしてください。
古材を取り扱っている専門店舗やネットショップ
古材専門店やオンラインショップなら、一般のホームセンターや古民家解体よりも更に幅広い古材が手に入ります。
実際の店舗なら古材の質感や色合いを直接確かめることができます。
専門スタッフによるアドバイスも受けつつ、中々入手できない特別な古材やカスタム加工を施すことも可能です。
安価での購入は困難ですが、高品質な古材はこだわりを実現するのに欠かせません。
また、近隣に古材専門店がない場合はオンラインショップの利用もおすすめです。
オンラインショップなら、取り寄せや自宅配送も可能なので、唯一無二の古材を探しつつ、少ない労力で古材が手に入ります。
写真と実物のギャップをなくすためにも、担当者と密に連絡を取り合いながら検討していきましょう。
古材を上手に選ぶためのポイント
古材の品質を見極めるための2つのポイント
それぞれの用途にあった古材を選ぶためにも、以下の2つのポイントを参考にしてみてください。
ポイント1:木の種類
古材の特性は木の種類によって異なります。
たとえば、ひのきは耐久性が高く、桜は色合いが美しいという特性を持っています。
用途に応じた適切な木の種類を選ぶことで、こだわりや安全性を実現した制作が可能となるでしょう。
ポイント2:節や割れの状態
木材の節や割れは、見た目だけでなく強度にも影響を及ぼします。
節が少なく、割れがないものを選ぶか、逆に節や割れをデザインのアクセントとして利用するか、プロジェクトに合わせて検討してみましょう。
予算内で古材を買うためのヒント
古材の価格は木の種類、サイズ、状態などによって大きく異なるため、予算に合わせた選び方を知っておくことも大切です。
ヒント1:専門店と比較する
古材専門店では品質の良い古材が豊富に揃っていますが、その分価格も高い傾向にあります。
DIY初心者の場合は、一般的なホームセンターやオンラインショップの商品と比較検討を行い、品質と価格のバランスを見極めると良いでしょう。
ヒント2:直接交渉する
古民家の解体などから古材を手に入れる場合、直接交渉を行えば安価で手に入れられる可能性が高くなります。
交渉の際には、古材の状態や量などを明確に伝えておき、スムーズに取引を進めるための配慮を忘れないようにしましょう。
ヒント3:オンライン市場を利用する
オークションサイトや専門のオンラインショップでは、様々な価格帯の古材が取り扱われています。
時間をかけてじっくり探せば、良質な古材を予算内で見つけられるかもしれません。
ヒント4:予算に合わせて古材の使用量を減らす
予算が足りない場合は、高価な古材はアクセントの一部に使用し、主要部には比較的安価な資材を使用するといった工夫も必要です。
目に入りやすい部分に古材を利用するだけでも家具やインテリアの印象がガラッと変わるので、アイデアで予算不足を補う方法も考えておくことをおすすめします。
安全に古材を扱うための注意点
せっかく選んだ古材でも、扱い方を誤ると途端に活用が難しくなります。
新しい木材とは異なる特殊な注意点を理解してから、古材選びを行うことが大切です。
注意点1:虫による食害チェック
古材には虫による食害のリスクがあります。
食害を受けた木は脆くなり、安全に再活用することが難しくなります。
購入前によく確認し、必要であれば専門の業者による駆除処理を依頼すると良いでしょう。
注意点2:適切な取り扱い方法を知る
状態の異なる古材は、それぞれ取り扱い方法が異なる場合があります。
不明点は専門店のスタッフに聞き、古材を適切に保管できる環境作りに努めましょう。
古材日和の紹介とその商品の魅力
古材日和とは?その店舗情報と取り組み
「古材日和」は、古材の販売や収集に特化した企業で、古材の再利用を通じて地域社会への貢献や人々の幸福の実現を目指しています。
全国5つの木材企業によって組織されたのが古材日和で、古材を使ったインテリア作りや、お客様のアイデアを実現するための古材提案を事業として行っています。
古材らしい温かみのあるデザインはもちろんのこと、ビターで引き締まった大人空間の演出なども可能です。
東京や秋田、福岡など、全国どこからでも通いやすい場所に店舗を構えているので、古材を直接チェックしてみたい場合はお気軽にご連絡ください。
古材日和の主力商品5つを紹介
古材日和では豊富なネットワークを使って国内外から高品質な古材を調達し、豊富な在庫量によって短期での納品を実現しています。
特に、以下の商品は古材日和の主力商品として日頃からたくさんの注文をいただいています。
1.板材・フローリング
2.不燃古材
3.柱・角材
4.古材カウンター
5.古材加工品
カウンターやテーブルといった完成品から、板材や不燃古材といった自由に活用できる商品まで幅広く提供しています。
古材の性質上、同じデザインや手触りのアイテムはこの世に一つしかないので、気に入った商品があればお早めのご相談をおすすめしております。
個人のお客様から承った古材日和の古材施工例

体育館や運動施設から回収したフローリングは、個人住宅を彩る古材として再利用することができます。
体育館のフローリングならではの艷やかさは清潔感を、バレーやバスケに欠かせないコートラインは空間をアーティスティックに演出しています。
古材日和では企業様だけじゃなく、個人のお客様からもご依頼を受け付けているので、癒やしの居住空間作りの際にはぜひご相談いただけると幸いです。
お問い合わせは、お問い合わせフォーム・公式LINE
または下記まで
グループ本部 & 関東・国内統括担当
塚田木材株式会社
〒 762-0046 香川県坂出市富士見町1丁目2-19
営業時間:
平日8:00~17:00、土8:00~12:00
定休日:
土(午後)、日祝日
- 0877-35-8177 (古材担当まで)
- 0877-46-5205
- toiawase@kozaibiyori.com