古材日和スタッフブログ

目次

    「どこか似通った、既視感のある空間になっていないか?」
    「限られた予算と工期の中で、施主の期待を超える驚きを提供できるだろうか?」

    飲食店設計の最前線に立つ設計者やデザイナーにとって、素材選びは常に自分自身の感性と現場のリアリティとの戦いです。
    フェイク素材では決して出せない本物の質感や「ここに行きたい」と思わせる圧倒的な世界観、その答えの一つが長い歳月を経て力強さを増した「古材」にあります。

    しかし、いざ古材を使おうとすると、品質のバラつきや不燃認定、納期の不透明さといったプロならではの壁が立ちはだかることも事実です。
    当記事では、施主の信頼を勝ち取るための活用術7選と2025年のトレンドを踏まえたサステナブルな仕入れ戦略を徹底解説します。


    なぜ設計のプロは古材をデザインの主軸にするのか?



    近年の店舗設計、特に飲食店の内装において古材は単なるトレンドを超え、ブランドを構築するための「戦略的な素材」となっています。
    なぜ、多くの設計事務所が新材や安価なフェイク素材ではなく、あえて古材を主軸に据えるのでしょうか。

    それでは詳しく説明します。


    古材だけが持つ経年美:他にはない空間のストーリー性


    古材の最大の魅力は、デジタルでは決して再現できない時間の集積です。
    50年、100年という歳月をかけて刻まれた傷、風雨にさらされた色褪せ、そしてかつての職人が残したノミの跡などは、一つとして同じものがありません。

    新築や改装直後の店舗は、どうしても新しさが際立ち、空間が浮いて見えてしまうことがあります。
    しかし、そこに古材を一点投入するだけで、空間に落ち着きと深みが生まれます。

    飲食店オーナー様が求める長年愛されてきた名店のような空気感を一瞬で作り出せるのは、古材だけが持つ圧倒的なメリットです。


    建築の最前線:SDGsと空き家問題に貢献する提案の付加価値


    現在、建築業界においてサステナビリティは避けて通れないテーマです。
    古材は、もともと築50年以上の建物解体材から再利用される天然・長寿命の資源です。

    本来であれば廃棄されるはずだった木材に新たな命を吹き込むことは、CO2排出抑制や資源循環に直接的に貢献します。
    設計事務所として「このお店は地域の空き家問題を解決し、環境に配慮した素材で作られています」というストーリーを施主に提供できることは、大きな差別化要因になります。

    古材日和では、東急電鉄とのプロジェクトに見られるような「資材再流通」にも積極的に取り組んでおり、社会的意義のある設計を強力にサポートしています。


    専門性の証明:古材を扱うことで生まれる設計者自身のブランド価値


    古材は、新材のようにカタログスペックだけで選べるものではありません。
    樹種による特性、経年変化による反りや割れ、そして消防法をクリアするための不燃処理など、高度な専門知識が求められます。

    これらの課題をクリアし、古材を美しく空間に馴染ませることができる設計者は、施主から本物の素材を知るプロとして絶大な信頼を寄せられます。
    古材を武器にすることは、設計者自身のポートフォリオに深みを与え、類似したコンセプトを持つ次なる案件を引き寄せる強力なマグネットとなるのです。


    発想が変わる!意匠性を最大限に引き出す古材活用術7選



    古材の使い道は、柱や梁だけではありません。
    現代の飲食店設計において、どのようなポイントで古材を活かすべきか。

    具体的な7つの活用術を見ていきましょう。


    1. 空間の印象を決定づけるエントランス・レセプション


    飲食店の顔であるエントランスに古材を使用することは、顧客の期待値を高める最も効果的な方法です。
    重厚な古材のドアや壁面に敷き詰められたバーンウッド(銀灰色に変化した古材)は、通りがかる人々の目を引き、一瞬で店の世界観を伝えます。


    2. 五感に訴えるカウンター・テーブル天板


    顧客が最も長い時間を過ごし、直接触れる場所がカウンターやテーブルです。
    古材の天板は、手触りの温かみだけでなく料理を置いた際の写真映えが格段に良くなります。


    3. 空間を分けるパーテーション・間仕切り


    開放感を維持しつつプライベートな空間を演出したい場合、古材の角材を用いた格子状のパーテーションが有効です。
    不揃いな太さや質感が単調な空間にリズムを生み出し、照明の光を複雑に反射させます。


    4. 照明との相乗効果を狙う壁面デザイン


    古材の表面にある凹凸(テクスチャ)は、間接照明との相性が抜群です。
    サイドから光を当てることで、古材の陰影が浮かび上がり、夜の飲食店に必要な大人のムードを劇的に高めます。


    5. 伝統とモダンを融合する床材・梁


    天井の高い物件では、装飾として古材の梁を飛ばすことで、一気に古民家再生やニューヨークのロフトスタイルのような本格的な雰囲気になります。
    足元に古材のフローリングを採用すれば、歩くたびに伝わる質感が顧客に安心感を与えます。


    6. 法規制をクリアする不燃古材活用シーン


    商業施設やビル内の飲食店では、内装制限により木材の使用が制限される場合があります。そこで活躍するのが「不燃古材」です。
    見た目の風合いはそのままに国交省の認定を受けた不燃処理を施すことで、レジカウンターのバック壁や天井など、これまで諦めていた場所にも古材を導入可能になります。


    7. ユニークな素材で生まれるオーダーメイド家具


    古材日和が提供するような、牧場のフェンス材を再利用した「ブラックアンドタン」などのユニークな素材を使えば、世界に一つだけのベンチや什器が製作可能です。
    既製品にはない唯一無二の存在感が、店のオリジナリティを強固にします。


    デザイン性を妥協しない!若手建築家のためのサステナブルな古材仕入れ戦略



    「古材を使いたいが、どこで買えばいいのかわからない」
    「品質がバラバラで現場が混乱しそう」

    こちらでは、そんな不安を解消するための仕入れ戦略を解説します。


    現場で恥をかかないための品質安定性と加工精度


    古材の最大の弱点は、個体差です。
    しかし、古材日和では製材・クリーニング・不燃処理を一貫して行っています。

    納品された材が汚すぎて使えない」、「寸法がバラバラで大工さんに怒られた」といった現場トラブルを防ぐため、徹底した品質管理を行っている供給元を選ぶことが設計者のリスクヘッジに繋がります。


    環境配慮の裏付け:トレーサビリティと空き家問題への貢献


    施主から「この木はどこから来たのか?」と問われた際、明確に答えられることは信頼に直結します。
    国内の空き家からレスキューされた木材なのか、海外の歴史ある建物から来たのか。

    古材日和はそのルーツを大切にし、背景にある物語を含めて素材を提供しています。


    現物を見られる安心感:全国ショールームでの感性の選定


    カタログや写真だけで古材を選ぶのは、プロでも至難の業です。
    香川・秋田・滋賀・東京・福岡にあるショールームでは、実際に素材に触れ、匂いを嗅ぎ、色味を確認できます。

    「気になる場所だけ掃除して見せてほしい」といった現場主義のオーダーに即応できる体制があるかどうかが、理想の空間を実現する鍵となります。


    古材日和は設計事務所の武器:選ばれる理由と設計事例



    こちらでは、古材日和が選ばれている理由や設計事例について紹介します。
    これから設計事務所に古材を追加したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。


    樹工舎・矢野社長の証言:豊富なラインナップが武器になる


    多くの設計事務所様から、古材日和と組むことで提案の幅が広がったとの声をいただいています。
    株式会社樹工舎の矢野社長は「要望に応じた柔軟な対応、豊富なラインナップが我が社の武器になっています」と語ります。

    特に、工場を訪れた際にインスピレーションが湧き、その場で素材を即決することもあるそうです。
    現物があるからこそ、机上の空論ではない説得力のある設計提案が可能になります。


    圧倒的な調達力:国産材からユニークな輸入材まで


    全国6拠点のネットワークを持つ古材日和は、国内の地産地消ニーズに応える国産古材はもちろん北米やヨーロッパから直接買い付けるダイナミックな輸入古材まで、常時豊富な在庫をストックしています。
    この即納体制が、スケジュールの厳しい店舗工事において設計者が安心して古材を採用できる理由です。


    成功事例紹介:国産古材と不燃輸入古材の組み合わせ事例


    例えば、岡崎高島屋のクラブハリエ様や、福岡の酒造カフェなど、格式高い空間からカジュアルな店舗まで、多岐にわたる導入実績があります。
    壁面には火災に強い不燃処理済みの輸入古材を、顧客が触れるカウンターには温かみのある国産のケヤキ古材といった、機能と意匠を両立させた適材適所の提案が可能です。


    古材を活用した設計相談・サンプル請求から始める



    「自分のプロジェクトに古材が合うか確かめたい」、「不燃認定の書類が必要だ」という方は、まずは第一歩を踏み出してみませんか。


    まずは無料でデザインサンプルを請求する


    古材の質感や色味、そして不燃処理の仕上がりを直接ご確認いただけます。施
    主様へのプレゼン資料としてもご活用ください。


    プロジェクトに合わせたオンライン相談・見積もり


    全国の拠点とオンラインで繋がり、在庫状況の確認や、特注加工の相談を承ります。
    「この予算でこれだけの面積を貼りたい」といった具体的なご要望を、古材のプロが形にします。


    古材に関してよくある質問(FAQ)



    最後に、古材に関するよくある質問について回答します。

    1.不燃古材って何ですか?どんな建物に使えますか?
    2.他社との違いって何ですか?古材ならどこでも同じでは?
    3.DIYや個人利用でも購入できますか?
    4.納期はどれくらいかかりますか?急ぎでも対応できますか?

    疑問を解消するためにも、ぜひチェックしてください。


    Q1. 不燃古材って何ですか?どんな建物に使えますか?


    不燃古材とは、国土交通省の不燃認定を受けた燃えにくい処理を施した古材のことです。
    飲食店・商業施設・ホテル・公共施設など、建築基準法上内装材に制限がある建物でも使用可能です。

    古材日和では国産・輸入ともに不燃処理済みの在庫を常備しており、短納期での納品も可能です。


    Q2. 他社との違いって何ですか?古材ならどこでも同じでは?


    古材日和の強みは「全国6拠点の在庫ネットワーク」と「現物が見られるショールーム」です。
    また、仕入・保管・加工・不燃処理・出荷まですべて自社管理のため、品質が安定しており加工精度も高いと評価されています。

    設計者・施工者からは「提案の幅が広がる」、「現場負担が減る」と、プロから選ばれているブランドです。


    Q3. DIYや個人利用で購入できますか?


    はい、可能です。
    古材日和では業者様向けの大口案件だけでなく、一般の方によるテーブル天板・棚・壁材などの購入も歓迎しています。

    一部の古材はカット済・クリーニング済の商品もあり、オンライン相談やショールームでの現物確認も可能です。


    Q4. 納期はどれくらいかかりますか?急ぎでも対応できますか?


    商品や加工内容によりますが、不燃古材や在庫材であれば即納も可能です。
    また、グループ全体での調達体制と自社工場の加工ラインにより、急な変更や短納期にも柔軟に対応しています。

    設計者からは「納期の不安がないので提案しやすい」との声も多く寄せられています。


    まとめ


    古材は、単なる建築資材ではありません。
    それは店舗に魂を吹き込み、施主と顧客を繋ぐ「ストーリーの架け橋」です。

    設計事務所にとって信頼できる古材のパートナーを持つことは、デザインの可能性を無限に広げることと同義です。
    古材日和は20年以上の歴史と全国6拠点のネットワークを駆使し、あなたのクリエイティビティを素材の面から支え続けます。

    「本物の素材」が持つ力を、ぜひあなたの次のプロジェクトで体感してください。
    [無料サンプル請求・お問い合わせはこちらから] https://www.kozaikagawa.com/contact/


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