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「古材を使ったキャビネットの特徴やメリットを知りたい」
「古材を使って自作のキャビネットを作りたい」
古材を使ったキャビネットを部屋に取り入れようと考えている方は、上記のような悩みを抱えている場合も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では古材キャビネットの概要を踏まえたうえで、魅力や入手方法を解説します。選ぶ際のポイントも解説しますので、最後までご覧ください。
古材キャビネットを部屋に取り入れて、新品の家具にはない独特の味わいや温もりを感じましょう。
古材キャビネットとは?
古材キャビネットとは、築60年〜70年以上の古民家から取り出された木材を利用して作られた収納家具です。
古材キャビネットは、長い年月を経て味わい深くなった木材の風合いや釘跡、色ムラなど新材にはない個性的な表情を活かして作られます。これにより、ヴィンテージ感や温もり、唯一無二の存在感が生まれ、現代のインテリアにも調和するデザイン性と強度を兼ね備えているのが特徴です。
古材キャビネットの魅力を3つ解説
古材キャビネットの主な魅力は下記の3つです。
- デザイン性と実用性を兼ね備えている
- デザインや機能性の選択肢が多い
- 設置するだけで空間演出できる
それぞれの魅力を詳しく見ていきましょう。
デザイン性と実用性を兼ね備えている
古材キャビネットは、独特のデザイン性と高い実用性を兼ね備えている点が大きな魅力です。
デザイン面では、古材ならではの味わいや質感が新品家具にはない個性と存在感を生み出します。また、和モダンやヴィンテージ、カフェ風など多様なインテリアスタイルに馴染みやすく、空間に深みや温かみをプラスするのが魅力です。
実用性の面では、古材はもともと耐久力が高く、キズや汚れが目立ちにくいため、日常使いでも気兼ねなく長く使える点がメリットです。
デザインや機能性の選択肢が多い
古材キャビネットはデザインや機能性の選択肢が豊富です。製品ごとに個性や使い勝手が異なるため、自分のライフスタイルや好みに合わせて選びやすい点が大きな魅力です。
古材キャビネットは、使われる木材や仕上げ・構造・収納方法などが一点ごとに異なるため、同じキャビネットでもデザインや機能性にバリエーションが生まれます。和風・洋風・ヴィンテージなど多様なテイストや引き出しの数・ガラス扉の有無など、選択肢が幅広く用意されているため、用途や設置場所に合わせて最適な一台を選べます。
設置するだけで空間演出できる
古材キャビネットは、設置するだけで空間に温かみやヴィンテージ感、独特の存在感を演出できます。
古材キャビネットは経年劣化による木の色味や釘穴、キズなどの個性を持っており、新材にはない豊かな風合いや哀愁などが、空間に温もりを与えます。置くだけで部屋全体の雰囲気が一気に変わり、懐かしさや落ち着き、趣のある空間を簡単に作り出せるのです。
シンプルな部屋にも調和しやすく、他の家具や照明と組み合わせれば、よりバランスの取れた居心地の良い空間を作れるでしょう。
古材キャビネットの入手方法
古材キャビネットを入手する方法は主に下記の3つです。
- 家具店や古材専門店で購入する
- DIYで制作する
- フリマアプリや掲示板サイトで譲ってもらう
それぞれの入手方法の特徴を詳しく解説します。
家具店や古材専門店で購入する
古材キャビネットを入手するには、家具店や古材専門店での購入が一般的です。
家具店では昭和レトロやアンティークのキャビネットを直接見て選べるため、現物を確認しながら購入できるメリットがあります。一方、古材専門店では国内外から集めた多様な古材を扱っており、サイズ調整や加工・コンサルティングまで対応しているため、用途やデザインに合わせて最適な古材キャビネットを入手できます。
専門店では品質管理やクリーニングも徹底されており、すぐに施工や設置が可能な状態で提供されるのも魅力です。
DIYで制作する
古材キャビネットはDIYで自作でき、世界に一つだけのオンリーワン家具を作れる一方で、制作には高い難易度が伴います。
DIYで古材キャビネットを作る場合、古材特有の不揃いなサイズや経年劣化による反り・割れなどの扱いが難しく、設計や加工などの技術が必要です。また、設計から材料選び、組み立てまでの一連の工程を自分で行うため、初心者にはハードルが高いです。
しかし、DIYに慣れている場合は素材やデザインにこだわれるため、自分だけのオリジナルキャビネットを作る楽しさや愛着も大きくなります。
フリマアプリや掲示板サイトで譲ってもらう
古材キャビネットは、フリマアプリや掲示板サイトを活用して個人から譲り受けることも可能です。
フリマアプリや掲示板サイトでは、個人が不要になった家具を出品しているため、一般的な店舗やリサイクルショップよりも価格が抑えられている場合が多く、掘り出し物に出会える可能性があります。
たとえば、メルカリでは「古材 キャビネット」や「アンティーク家具」で検索すると、さまざまな価格帯・デザインの古材キャビネットが多数出品されています。また、ジモティーは地元密着型のサービスで送料や梱包の手間を省いて直接受け渡しができるため、大型家具の取引に適している点が魅力です。
ただし、こうした個人間取引にはトラブル防止のための注意が不可欠です。事前に出品者の評価やプロフィールを確認し、不明点は購入前に質問しましょう。
古材キャビネットを選ぶ時のポイント
古材キャビネットを選ぶ際は下記の3つのポイントを意識しましょう。
- 設置場所の雰囲気に合っているか?
- 安価すぎないか?
- 本当に古材が利用されているか?
それぞれのポイントを詳しく解説します。
設置場所の雰囲気に合っているか?
古材キャビネットを選ぶ際は、設置場所の雰囲気に合っているか判断しましょう。空間全体の調和や統一感を保つことで、キャビネットの魅力を引き出しつつ、居心地の良い空間も作れます。
古材キャビネットは独特の風合いや存在感があるため、設置場所の雰囲気と合わないと、空間にちくはぐな印象を与えてしまいます。逆に、部屋のテイストや他の家具と素材感や色味を合わせれば、古材の温かみや歴史が際立ち、空間全体が洗練されて見えるでしょう。
さらに、古材家具の高さや幅などのサイズ感も周囲と合わせれば、空間全体がまとまりやすくなります。
安価すぎないか?
古材キャビネットを選ぶ際は、安価すぎる商品には注意が必要です。
アンティークや古材家具の価格は、単なる古さだけでなく、装飾の凝り方や質の良い素材などの要素で決まります。安価すぎるものは、そうした部分が省かれていたり、修復やメンテナンスが十分でなかったりするため、見た目は良くても実際の使用感や耐久性に不安が残る場合があります。
安価すぎる商品を選ぶと、すぐに壊れてしまったり、修理費用がかさんでしまったりするため、適正価格の範囲で信頼できる店舗から購入しましょう。
本当に古材が利用されているか?
古材キャビネットを選ぶ際は、本当に古材が利用されているかを確認しましょう。
近年、古材風に加工した新材などを使ったキャビネットが増えています。見た目は似ていても、古材特有の質感や経年劣化、木目の深みなどは本物とは程遠いといえます。
一般的な家具店やホームセンターでは、古材風に加工した新材のキャビネットが多く、「古材調」「ヴィンテージ風」などの表記が記載されている場合があるので注意が必要です。本物の古材キャビネットを確実に手に入れたい場合は、古材専門店に相談し、実際に現物を確認しましょう。
古材のお悩みなら古材日和にご相談を!
古材キャビネットは、古材ならではの味わいや質感が魅力で、近年では和モダンやインダストリアルなどさまざまなインテリアスタイルに取り入れられています。新品の家具にはない独特の風合いや使い込まれた木目なども個性として楽しめるのが特徴です。
古材キャビネットは、見た目のデザイン性だけでなく、丈夫さや耐久性にも優れており、長く使える点も大きなメリットです。信頼できる専門店で相談しながら、自分の好みに合った一品をじっくりと選びましょう。
また、古材日和は国産・輸入古材、不燃古材、足場板など、多種多様な古材を常時ストックし、用途やデザインに応じて選べるラインナップを誇ります。古材の選定や活用方法について、専門家がサポートいたしますので、安心してご利用いただけます。
気になる方はお気軽に、古材日和までお問い合わせください。
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