古材日和スタッフブログ

目次

    カタログ品では出せない「時間の重み」を空間に宿したい時、アンティーク材木(古材)は唯一無二の選択肢となります。
    しかしプロの現場では、品質のバラツキや不燃認定、納期への不安がつきものです。

    20年以上の創業歴がある「古材日和」は、全国6拠点のネットワークと自社工場での精密加工、国交省認定の不燃古材のストック体制により、設計者の皆様の不安を確信に変えます。
    本記事では、後悔しない選び方の基準からメンテナンスまで、プロが知っておくべき実用的な知識を徹底解説します。

    古材を扱いにくい素材ではなく、提案力を劇的に引き上げる武器に変えるための完全ガイドです。
    ぜひ参考にご覧ください。


    アンティーク材木(古材)が設計プロや施主に選ばれる理由



    ヴィンテージやインダストリアルといった言葉が定着して久しいですが、現代の空間設計においてアンティーク材木が選ばれる理由は、単なる流行だけではありません。
    アンティーク材木が設計プロや施主に選ばれる理由として、以下のような点が挙げられます。

    ・新材では決して出せない時間という付加価値
    ・SDGs・循環型社会への貢献:解体材に新たな命を吹き込む
    ・店舗デザインや住宅のアクセントとしての圧倒的な存在感


    新材では決して出せない時間という付加価値


    新しい材木に塗装や傷をつけて古く見せるエイジング加工は、一定のクオリティまでは到達できます。
    しかし、本物のアンティーク材木には数十年、あるいは100年以上の歳月が刻まれた深みがあります。

    例えば、日本の民家で使われていた松の梁(はり)。
    囲炉裏の煙で燻され、手斧(ちょうな)で削られた跡が残るその姿には、その建物を守ってきた歴史が宿っています。

    光の当たり方で表情を変える絶妙な凹凸や自然に枯れた色味は、人工的には再現不可能な「一点もの」の芸術です。


    SDGs・循環型社会への貢献:解体材に新たな命を吹き込む


    2020年代、建築業界においても持続可能性は無視できないテーマとなりました。
    アンティーク材木は、築50年以上の建物の解体時に本来ゴミとして処分されるはずだった資源を再利用する、究極のエコ素材です。

    古材日和では、東急電鉄との「ステーションウッド」プロジェクトのように、駅舎の改修材を再利用する取り組みも行っています。
    新しい木を伐採せず既存の資源を循環させる選択は、クライアント(施主)に対しても環境に配慮した設計という付加価値を提示することに繋がります。


    店舗デザインや住宅のアクセントとしての圧倒的な存在感


    空間の中に一箇所、例えばダイニングテーブルや店舗のカウンターに古材を配置するだけで、その空間の重心が定まります。
    新築特有の浮いた感じを消し、使い込まれた安心感と高級感をもたらす。

    この空間を馴染ませる力こそが、多くのデザイナーに愛される理由です。


    アンティーク材木はどこで買うのが正解?後悔しないショップ選びのポイント



    アンティーク材木は、新材のようにJAS規格で品質が統一されているわけではありません。だからこそ、どこで買うかが仕上がりのすべてを決めます。
    ショップ選びでは、以下のポイントをおさえておいてください。

    ・ネットオークションやフリマサイトの安さに潜むリスク
    ・実物を確認できるショールームの有無が重要な理由
    ・設計・施工の現場を理解している専門会社を選ぶメリット


    ネットオークションやフリマサイトの安さに潜むリスク


    「古材 安い」と検索すると、個人間取引サイトなどで格安の材が見つかることがあります。
    しかし、プロの現場での採用はおすすめしません。

    衛生面の問題: クリーニングが不十分で、カビや腐朽が進んでいる。
    虫害の懸念: 木食い虫が潜んでおり、完成後に他の家具や建材に被害が及ぶ。
    施工コストの増大: 釘が残っていたり、極端に反っていたりするため、大工さんの加工手間(人工代)が跳ね上がり、結果的に高くつく。


    実物を確認できるショールームの有無が重要な理由


    古材は写真映えしますが、質感や匂い、正確な色味は現物を見ないと分かりません。
    古材日和が香川、秋田、滋賀、東京、福岡、静岡にショールームを構えているのは「設計者が現物を見て、納得して選べる安心感」を最優先しているからです。

    ショールームで実際に触れることで「このザラつきなら、ヤスリがけ(サンディング)が必要だな」といった具体的な施工イメージを固めることができます。


    設計・施工の現場を理解している専門会社を選ぶメリット


    古材専門を謳う会社の中には、仕入れて売るだけのブローカーも存在します。
    一方、古材日和のように自社で製材・不燃加工・クリーニングの設備を持つ会社は、現場の細かい要望(寸法を揃える、表面を軽く削るなど)に対して即座にレスポンスが可能です。


    失敗しないために知っておきたいアンティーク材木の種類と特徴



    用途に合わせて最適な表情を選ぶために、代表的な種類を把握しておきましょう。


    【国内産古材】日本の風土が育んだ風格


    日本の古民家から採れる材は、重厚感と温かみが共存しています。

    ・松(マツ):粘りがあり強く、経年で黒光りする
    ・杉(スギ):柔らかく、足触りが良い
    ・栗(クリ):硬く腐りにくい、渋い銀鼠色に変化する




    【海外産古材】北米の歴史を感じるドライな質感


    アメリカの納屋や牧場から採れる材は、乾燥した気候ならではの乾いたカッコよさがあります。

    バーンボード(Barn Board): 納屋の外壁材。太陽と雨風でシルバーグレーに褪せた「シルバーパティナ」は、インダストリアルデザインの決定版です。
    フェンス材: 牧場の柵として使われていた材。刷毛塗りの塗料が残ったままの「ブラックアンドタン」などは、ラフな空間演出に最適です。


    アンティーク材木の価格相場とコストパフォーマンスの考え方



    アンティーク材木の価格は、新材の2倍〜5倍になることも珍しくありません。
    しかし、その内訳を知れば納得感が変わります。


    価格を左右する見えない工程


    1.釘抜き・異物除去: 古材には何百本もの釘や金具が埋まっています。これを一本ずつ手作業で抜き、金属探知機でチェックします。
    2.高圧洗浄・乾燥: 長年の汚れを落とし、含水率を安定させるための管理。
    3.選別・製材: 割れや腐れを避け、使える部分だけを切り出す歩留まり(ぶどまり)の悪さ。


    トータルコストで考える


    未加工の安い古材を買って、現場の大工さんに釘抜きで頼むと、多額の人件費が発生します。
    最初から施工可能な状態まで仕上げられた高品質な古材を選ぶことは、現場のストレスを減らし、結果的にトータルコストを抑える賢い選択なのです。


    知っておくべきメンテナンスと特性(割れ・反り・虫害対策)



    「古いから弱い」は誤解です。
    むしろ、アンティーク材木は構造的に安定しています。

    こちらでは、アンティーク古材のメンテナンスと特性について詳しく解説します。


    経年変化による安定性


    木材は伐採されてから数十年かけて水分を放出し、細胞レベルで安定していきます。
    100年経った古材は、もはや「これ以上動かない」と言えるほど乾燥しきっており、新材よりも施工後の反りや収縮が少ないのがメリットです。


    メンテナンスの基本


    日常のお手入れ: 基本は乾拭き、または固く絞った布での水拭きで十分です。
    オイルフィニッシュ: 1年に一度、自然オイルを塗ることで艶が戻り、木材を保護できます。
    「味」として楽しむ: 多少の傷やシミも、アンティーク材木にとってはデザインの一部。神経質にならずに育てていく楽しさがあります。


    【重要】商業施設・店舗設計に必須の不燃古材とは?


    飲食店や大型商業ビルを手掛けるデザイナーが最も頭を悩ませるのが、建築基準法による内装制限です。


    内装制限をクリアする不燃認定


    「木を使いたいけれど、消防法で使えない」という現場の声を解決するのが不燃古材です。
    特殊な不燃液を木材に浸透させることで、国土交通省の「不燃認定」を取得した素材です。


    古材日和の不燃対応


    古材日和では、不燃処理済みの古材(板材・角材)を常備ストックしています。
    通常、不燃処理を後から頼むと1ヶ月以上の納期がかかりますが、ストック品であれば即納が可能です。

    これは工期が厳しい店舗案件において、設計者の強力な「武器」となります。


    古材日和が提案するアンティーク材木の活用シーン(事例・商品紹介)



    こちらでは、具体的な「古材日和」の導入事例と人気商品をピックアップしてご紹介します。


    【施工事例】プロに選ばれる実績と信頼


    施工事例:HOTEL THE MITSUI KYOTO
    京都のラグジュアリーホテルにおいて、古材が持つ品格が空間の格式を高めています。
    新築でありながら、どこか懐かしく深い安らぎを与える空間は、本物の古材があってこそ実現したものです。

    施工事例:クラブハリエ(岡崎高島屋)
    多くの人が行き交う百貨店内の店舗。
    表情豊かな古材が壁面や什器に使われ、商品の「温かみ」を視覚的にサポートしています。


    【注目商品】デザインの幅を広げるラインナップ


    商品紹介:USボード(シルバーパティナ)
    北米の納屋の外壁をそのまま切り出した板。
    太陽の光と雨が作ったグレーの色調は、どんなインテリアにも馴染みつつ、空間をグッと引き締めます。

    商品紹介:ブラックアンドタン(USフェンス)
    牧場の柵として使われていた材。
    あえて当時の塗料を残したまま仕上げており、ラフでワイルドな店舗空間を演出するのに最適です。


    アンティーク材木に関してよくある質問(FAQ)



    最後に、アンティーク材木に関してよくある質問について回答します。

    1.不燃古材って何ですか?どんな建物に使えますか?
    2.他社との違いって何ですか?古材ならどこでも同じでは?
    3.DIYや個人利用で購入できますか?
    4.納期はどれくらいかかりますか?急ぎでも対応できますか?


    疑問を解消するためにも、ぜひチェックしてください。


    Q1. 不燃古材って何ですか?どんな建物に使えますか?


    不燃古材とは、国土交通省の不燃認定を受けた燃えにくい処理を施した古材のことです。
    飲食店・商業施設・ホテル・公共施設など、建築基準法上内装材に制限がある建物でも使用可能です。

    古材日和では国産・輸入ともに不燃処理済みの在庫を常備しており、短納期での納品も可能です。


    Q2. 他社との違いって何ですか?古材ならどこでも同じでは?


    古材日和の強みは、全国6拠点の在庫ネットワークと現物が見られるショールームです。
    また、仕入・保管・加工・不燃処理・出荷まですべて自社管理のため、品質が安定しており、加工精度も高いと評価されています。

    設計者・施工者からは「提案の幅が広がる」、「現場負担が減る」と、プロから選ばれているブランドです。


    Q3. DIYや個人利用で購入できますか?


    はい、可能です。
    古材日和では業者様向けの大口案件だけでなく、一般の方によるテーブル天板・棚・壁材などの購入も歓迎しています。

    一部の古材はカット済・クリーニング済の商品もあり、オンライン相談やショールームでの現物確認も可能です。


    Q4. 納期はどれくらいかかりますか?急ぎでも対応できますか?


    商品や加工内容によりますが、不燃古材や在庫材であれば即納も可能です。
    また、グループ全体での調達体制と自社工場の加工ラインにより、急な変更や短納期にも柔軟に対応しています。

    設計者からは「納期の不安がないので提案しやすい」との声も多く寄せられています。


    まとめ|一生ものの空間を作るためのパートナー選び


    アンティーク材木(古材)は、単なる材料ではなく、空間に「魂」を吹き込むための重要なピースです。
    どこで買うか迷ったときは、以下の3点を思い出してください。

    1.確かな品質と在庫力があるか?(現場を止めないスピード感)
    2.実物を確認できる場所があるか?(イメージの相違を防ぐ)
    3.法規制(不燃など)の相談に乗ってくれるか?(プロとしての安心感)


    私たち「古材日和」は、全国のネットワークと長年培った加工技術で、あなたの「理想の空間」作りを全力でサポートします。
    これからアンティーク古材の導入を検討している方は、ぜひご相談ください。


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