古材柱とは?定義と魅力を解説
古材柱は、築60年〜70年の古民家や蔵の解体時に排出された貴重な木材です。
断面が正方形のものを古材柱と呼び、長方形の断面を持つものは角材として区別されます。
柱として住宅を支えていた頃の名残として見られるのが、ホゾ穴や釘跡です。
時を重ねた証として歴史や魅力を感じられ、その空間に設置するだけで強い存在感を放ちます。
柱は住宅を支える重要な部位であり、梁材としっかりと組み合わされており、入手は容易ではありません。
しかし、安定した供給ができるよう、古材日和でも日々丁寧に収集を続けています。
古材柱の販売場所を解説
古材柱を購入したいけれど、どこで探せばいいのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実は、古材柱は意外にもさまざまな場所で販売しており、気軽に商品をチェックすることもできます。
以下では、実際に古材柱を取り扱っている主な販売店を解説するのでご覧ください。
古材専門店
古材専門店には、豊富な在庫と専門知識を持つスタッフが揃っています。
商品の状態や加工方法、活用方法まで詳しくアドバイスを受けられるため、はじめて古材を購入する方にも安心です。
また、専門店を利用する強みとして、古材の歴史や背景まで詳しく学べることも挙げられます。
使用されていた建物の年代や、木材の種類、さらには保管状態まで細かく確認できるのも魅力です。
さらに、メンテナンスや補修などのアフターケアも充実しているのが特徴です。
設置後に気になる点が出てきた場合でも、すぐに相談できる体制が整っています。
経験豊富なスタッフによる加工サービスも利用できるため、お客様の要望に合わせた柱の調整も可能です。
古材オンラインショップ
全国各地の古材を手軽に探せるのがオンラインショップの魅力です。
写真や詳細な寸法情報、材質の説明などが掲載されており、じっくりと比較検討できます。
特に便利なのは、豊富な在庫量と検索機能です。
サイズや材質、価格帯など、希望の条件で絞り込むことができ、効率的に商品を探すことができます。
また、実店舗に足を運ぶ時間がない方でも、24時間いつでも商品をチェック・購入できるのも魅力です。
ただし、実物を確認できないというデメリットもあるため、商品の状態については写真や説明をしっかりと確認し、不明な点は必ず問い合わせることをおすすめします。
ホームセンター
一部のホームセンターでも古材柱を取り扱っている場合があります。
気軽に実物を見られる点は魅力ですが、専門的なアドバイスを受けにくい場合があります。
価格は抑えめですが、品揃えは専門店に比べると限定的で、希少価値の高い古材を探すには向いていないでしょう。
ただし、はじめて古材を使う方には価格の安さや取り扱いやすさが魅力となる場合もあります。
専門店より手に取りやすく、DIYなどにもすぐ活用できるため、古材に触れてみたいと考える方には特におすすめです。
古材柱を買う時のポイント
古材柱の購入先を決めたら、次は実際の選び方についても学んでいきましょう。
古材は一点物であり、同じものは二度と手に入らない貴重な木材です。
古材柱選びに失敗しないためにも、以下のポイントをしっかりと押さえておきましょう。
販売店の評価をチェックする
古材は一点物のため、信頼できる販売店選びが何より重要です。
過去の取引実績や他の利用者の評価、施工例などをしっかりと確認しましょう。
特に注目したいのが、実績の年数と施工事例の質です。
長年の実績がある店舗は、古材に関する深い知識と、安定した品質管理体制を持っていることが期待できます。
また、施工事例をチェックすることで、その販売店が扱う古材の質や、提案力の高さを知ることができます。
可能であれば、実際に施工された現場を見学させてもらうのも良いでしょう。
さらに、価格設定の透明性や、返品・交換などの保証制度の有無も重要なチェックポイントです。予期せぬトラブルに備え、アフターフォロー体制が整っている店舗を選びましょう。
スタッフに相談する
古材柱の状態や特徴は一つひとつ異なります。
購入前には使用目的や設置場所をスタッフに詳しく説明し、最適な商品を提案してもらいましょう。
設置場所の環境や、求める雰囲気、必要な強度、予算など、できるだけ具体的な要望を伝えることが大切です。
また、加工や設置方法についても具体的なアドバイスを求めることで、イメージ通りの空間づくりが実現できます。
古材の特性を活かした設置方法や、メンテナンス方法まで、詳しく相談しておくことをおすすめします。
古材柱の背景を知る
古材柱には、それぞれに物語があります。
使用されていた建物の種類や地域、使用年数、木材の種類と特性、これまでの保管状態など、その背景を知ることは、単なる建材以上の価値を見出すことにつながります。
古材の持つ歴史を知ることで、新たな空間づくりにも深みが生まれます。
また、これらの情報は材質や耐久性を判断する上でも重要な要素となるため、できる限り詳しく確認しておきましょう。
妥協せずに選ぶ
古材柱は、空間の印象を大きく左右する重要な要素です。
木材の状態、強度、色味や風合い、サイズなど、細部にわたって慎重に確認することが大切です。
特に、設置後の補修や交換は難易度が高いため、最初の選定には十分な時間をかけましょう。
予算や納期に余裕を持って、理想の一本が見つかるまで粘り強く探すことをおすすめします。
また、一度に複数の柱を使用する場合は、色味や風合いの統一感、サイズのバランスなど、空間全体を見据えた選択が必要となります。
古材柱を使った施工事例を紹介
施工事例1@東京都葛飾区「長楽製パン」
・店名:長楽製パン
・住所:〒124-0011 東京都葛飾区四つ木2丁目7-12
・使用場所:天井
・X(旧Twitter)
東京都葛飾区四つ木の「長楽製パン」様では、古材付柱を天井のアクセントとしてご利用いただいております。
長年、木材や石と接合されていた跡である「ホゾ穴」が今も残されており、明るい白い天井と、使い込まれた古材の深い色合いが、温かみと清潔感を併せ持つ心地よい空間を演出しています。
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【東京 古材の施工例】長楽製パン @葛飾区四つ木
施工事例2@東京都杉並区「CAFE de GINZA MIYUKI-KAN」
・店名:CAFE de GINZA MIYUKI-KAN
・住所:〒167-0043 東京都杉並区上荻1-7-1 ルミネ荻窪5階
・使用場所:天井・壁
・ウェブサイト
東京都杉並区で、モンブランを中心に美味しいスイーツを楽しめる「CAFE de GINZA MIYUKI-KAN」様でも古材日和の古材柱をご利用いただいております。
天井や壁など、さまざまな場所にふんだんに古材が設置されており、白基調の空間と淡い照明と合わさることでゆったりとやすらぎを楽しめる空間となっています。
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【東京 古材の施工事例】CAFE de GINZA MIYUKI-KAN @ルミネ荻窪
施工事例3@愛知県名古屋市「ステーキのあさくま星崎店」
・店名:ステーキのあさくま星崎店
・住所:〒457-0068 愛知県名古屋市南区南野3丁目20
・使用場所:店内の柱・梁
・ウェブサイト
愛知県名古屋市「ステーキのあさくま星崎店」様では、古材日和の古材柱を大胆に設置いただき、アメリカンな雰囲気の演出に活用いただいております。
存在感のある古材柱は、一本設置するだけでもその場の雰囲気をガラッと変える力を持つのも魅力です。
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【名古屋 古材施工事例】ステーキのあさくま 星崎店
古材柱を活用するなら古材日和にご相談を
古材日和では、古材柱を中心に初心者の方でも使いやすい古材から希少性が高く入手しづらい古材まで幅広く取り扱っています。
古材柱を利用してみたい方におすすめの「古材付柱」を利用すれば、大規模な工事をしなくても古材柱をご自宅に設置可能です。
香川を中心に、関東エリアや新潟、広島、石川など全国の古材需要に対応しているので、お気軽にご相談ください。
プロジェクト案件、全国展開案件や、関東エリア、新潟、富山、石川、静岡、山梨、長野、広島、鳥取、島根、岡山、香川、徳島、高知、愛媛にて、古材を使った店舗・住宅を検討されている設計士様、施工店様、オーナー様の皆様へ。
古材に関する相談は、香川県坂出市の「古材日和 グループ本部 塚田木材(株)」にご相談ください。商業施設やホテルなど、不燃規制のある物件にも対応できる、不燃処理済みの古材も取扱いしております。お客様のご要望に合わせて、古材を活かしたオンリーワンの店舗住宅を実現します。
また空き家になっている古民家の解体や、古材の買取にも注力しています。
古材に関する相談・購入・サンプルをお求めの方は、「古材日和 グループ本部 塚田木材(株)」にお問い合わせください。
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中国・四国担当
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