古材を利用したアンティークテーブルは、落ち着いた空間作りの主役となるアイテムです。
実用性はもちろんのこと、デザイン性にも優れていることから、雰囲気のある部屋を完成させたい方には特におすすめといえます。
この記事では、古材アンティークテーブルの特徴や活用事例、利用時の注意点を解説するのでご参考にしてください。
古材を使ったアンティークテーブルの特徴
古材を使ったアンティークテーブルの魅力は、長年使用してきたことで生まれた味わい深い見た目です。
新しい家具にはない特別な価値と魅力に加え、一点物としての希少性があることで所有する喜びも感じられます。
ここでは、古材アンティークテーブルの特徴を詳しく解説していきます。
雰囲気を一気に格上げする味わい
古材を使用したアンティークテーブルの最大の特徴は、長い年月を経て作られた独特の見た目です。
木目の深い色合いや、時を重ねることでしか得られない傷跡や凹凸は、それぞれが歴史を物語る芸術作品のような存在です。
新材では表現できない深い味わいの古材をテーブルとして使うことで、空間全体の雰囲気を格上げしてくれます。
モダンなインテリアに温かみをプラスしたり、カフェのような落ち着いた雰囲気を演出したりと、様々なテイストの空間作りに活用することが可能です。
無垢材で健康的
古材のアンティークテーブルは、健康面に配慮できる家具でもあります。
古材は合板などと異なり、接着剤や化学物質をほとんど含んでいない無垢材なのでシックハウス症候群などの心配が比較的少ないと考えられています。
普段から使う家具だからこそ、古材のように安心できる素材を利用するのがおすすめです。
強度に優れている
経年劣化により強度が落ちているように思える古材ですが、実は新材以上に強い素材です。
木材は伐採後の時間経過とともに自然乾燥が進み、その過程で強度が増していきます。
たとえば、樹齢100年のヒノキは伐採後100年経過すると、引っ張り強度や圧縮強度が増すことが知られています。
長年の時を経てじっくりと自然乾燥された古材は、新材よりも頑丈で信頼性の高い素材として、インテリアに安心して活用できるのです。
古材アンティークテーブルの活用事例を紹介
KIITOS@北海道札幌市
- 店舗名:KIITOS
- 住所:北海道札幌市中央区大通西17丁目・カウンター
- 使用場所:天板
- 公式ホームページ
北海道札幌市中央区の美容室「KIITOS(キートス)」様では、USボードを使って店内中央に配置するメインテーブルを制作いただきました。
USボードは北米の納屋や倉庫から取り出された古材で、当時のノコ目跡などから時間の流れを感じやすい古材の一つです。
そのままテーブルの天板として利用するだけでも存在感を放つため、空間の中心に大胆に配置するのがおすすめといえます。
リフレッシュできる美容室の空間作りに古材を活用いただいた事例です。
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【北海道 古材の施工例】KIITOS(キートス)@北海道札幌市
TaikouRou TOKYO@東京都中央区
- 店舗名:TaikouRou TOKYO本店
- 住所:東京都中央区八重洲1-5-15
- 使用場所:天板
- 公式ホームページ
東京都中央区で本格中華が味わえる「TaiKouRou TOKYO本店」様では、リニューアル後の店内の随所で古材を使ったインテリアを制作いただきました。
古材アンティークテーブルに加えて、床や壁にも古材を利用することで空間ごと秘密基地のような雰囲気にできます。
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【東京 古材の施工例】TaikouRou TOKYO@八重洲
egg baby cafe@東京都台東区
- 店舗名:egg baby cafe
- 住所:東京都台東区上野5-10-9
- 使用場所:天板
- 公式Instagram
東京都台東区でサンドウィッチやスイーツを楽しめる「egg baby cafe」様では、アイモンディパインというなめらかさのある古材を利用したアンティークテーブルをご利用いただいております。
木目を活かした落ち着きのあるデザインは、やすらぎのある時間を過ごす場所にピッタリです。
店内のライティングと共に、日々の喧騒を忘れられる癒し空間の演出に一役買っています。
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【東京 古材の施工例】egg baby cafe@台東区上野
古材アンティークテーブルの選び方
古材を使用したアンティークテーブルは一点物なだけに、慎重に選ばないと納得いかない買い物となってしまう恐れがあります。
理想の一卓と出会うには、サイズや形状、空間との相性などさまざまな観点から検討することが必要です。
ここでは、古材アンティークテーブルの選び方のポイントを詳しく解説していきます。
部屋に置けるサイズで選ぶ
古材アンティークテーブルを選ぶ際には、設置する部屋のサイズと動線を十分に考慮しましょう。
テーブルを置いた後も快適に過ごすには、壁や家具との間にスペースを確保する必要があります。
部屋のサイズに対し、余裕のある大きさのテーブルを置けば椅子を引き出しやすくなったり、移動しやすくなったりします。
丁度よいサイズのテーブルを選ぶことも空間演出には重要です。
脚の本数で選ぶ
古材アンティークテーブルの脚の本数は、使い勝手やデザイン性に大きく影響します。
4本脚は安定感があり、多人数での使用に適していますが、脚が多いことで座る人数がある程度制限されます。
一方、1本脚や2本脚のテーブルはすっきりとした印象で空間に圧迫感を与えにくく、座る位置の自由度も高くなります。
テーブルの用途や設置場所によっても最適な脚の本数は変わってくるので、生活スタイルに合わせて選択してみてください。
部屋との相性で選ぶ
古材アンティークテーブルは、部屋全体の雰囲気を大きく左右する存在です。
部屋のインテリアスタイルや色使い、照明の種類など、すでに置いてある物との相性も考えながら選ぶと、後悔しない買い物が可能となります。
また、部屋の日当たりによっても古材の見え方は変化します。
部屋に入ってくる日差しも想定しておくと、古材アンティークテーブルの魅力をさらに引き出しやすくなるでしょう。
古材アンティークテーブルの注意点
古材アンティークテーブルを長く美しく使い続けるためには、適切なケアと使用方法を心がける必要があります。
ここでは、愛着を持って使い続けるために知っておきたい注意点について詳しく解説していきます。
熱い鍋などを直接置かない
古材アンティークテーブルに熱い鍋などを直接置かないようにしましょう。
古材に熱が加わると、せっかくの美しい木目が変化したり、形が変わったりする恐れがあります。
食事をするときは鍋敷きやランチョンマットを活用し、見た目が変化しないよう注意しましょう。
また、水分や調味料などがこぼれた際にも、すぐに拭き取ることで、シミや変色を防ぐことができます。
普段からテーブルを、古材アンティークテーブルの美しさを長く保ちやすくなります。
定期的にメンテナンスをする
古材アンティークテーブルの魅力を保ち続けるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
基本的には、普段から乾拭きしておけば問題ありません。
ただし、ウレタン塗装された製品は、長年使い続けると塗装が剥がれてくる可能性があります。
ウレタン樹脂を自ら塗り直すのは困難なため、大規模なメンテナンスは業者に依頼するのが良いでしょう。
古材アンティークテーブルは古材日和でも制作可能!
自分だけの古材アンティークテーブルを作りたい時は、古材日和にご相談ください。
古材日和では国内外の古材を取り扱っています。
厳選されたラインナップからお好きな古材をお選びいただけるので、お気に入りの一卓を作ることが可能です。
古材に興味がある方はもちろん、予算に合わせてプランを提案してほしい方にも対応しているので、お気軽にお問い合わせください。
プロジェクト案件、全国展開案件や、関東エリア、新潟、富山、石川、静岡、山梨、長野、広島、鳥取、島根、岡山、香川、徳島、高知、愛媛にて、古材を使った店舗・住宅を検討されている設計士様、施工店様、オーナー様の皆様へ。
古材に関する相談は、香川県坂出市の「古材日和 グループ本部 塚田木材(株)」にご相談ください。商業施設やホテルなど、不燃規制のある物件にも対応できる、不燃処理済みの古材も取扱いしております。お客様のご要望に合わせて、古材を活かしたオンリーワンの店舗住宅を実現します。
また空き家になっている古民家の解体や、古材の買取にも注力しています。
古材に関する相談・購入・サンプルをお求めの方は、「古材日和 グループ本部 塚田木材(株)」にお問い合わせください。
お問い合わせは、お問い合わせフォーム・公式LINE
または下記まで
関東・国内全般・グループ本部
中国・四国担当
塚田木材株式会社
〒 762-0046 香川県坂出市富士見町1丁目2-19
営業時間:
平日8:00~17:00、土8:00~12:00
定休日:
土(午後)、日祝日
- 0877-35-8177 (古材担当まで)
- 0877-46-5205
- toiawase@kozaibiyori.com