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古材足場板は古い建築現場で職人の足場を支えていた木材です。
一つひとつを繋げて利用することから形やサイズに規則性があり、DIYやインテリアなどで活用しやすい特徴があります。
一部のホームセンターで取り扱っているケースもあるため、特にDIY初心者にとって最初に手に取る古材になりやすいとも言えるでしょう。
しかし、ホームセンターの古材足場板は数量に限りがあるため、思い通りの風合いが見つかるとは限りません。
この記事では、ホームセンターの古材足場板に関する解説と、古材の選び方を紹介します。
古材ってどんな木材?「アンティーク風」との違いは?
古材とは、築年数が古い建物から取り出された木材を再利用できる状態にしたものを指します。
おおよそ築60年〜築70年以上の古民家や納屋、工場などに使われていた柱や梁、床板などが代表的です。
一方で、「アンティーク風」「古材調」といった言葉で販売されている商品は、実際には新品の木材に人工的な加工を施し、古材風に見せたものが多くなっています。
見た目は似ていますが、経年による乾燥や使い込まれた質感、唯一無二の表情までは再現できていません。
天然素材特有の手触りや香り、人工では再現できないオリジナリティのあるデザインを求める場合は、「アンティーク風」の商品より、本物の古材を選ぶのがおすすめです。
ホームセンターで買える古材足場板について解説
足場板とは、建築現場の高所で職人が作業するための床材です。
中でも特に古い床材を加工・メンテナンスし、風合いは残しつつDIYやインテリアなどに使いやすくしたものが古材足場板となります。
使い込んで風合いが出るまでに時間がかかる古材足場板が大量に市場に出回ることはなかなかありません。
価格も決して安いとはいえないため、そもそもホームセンター側が入荷するケースも少ないのです。
また、古材を求めてホームセンターを訪れる人も多くはないため、大量に展示販売されていることはありません。
「古材」ということにこだわって空間作りをしたいなら、専門店が取り扱うより上質な商品がおすすめです。
古材を選ぶなら専門店がベストな3つの理由
本物の古材を探すなら、やはり専門店での購入が安心です。
その理由を3つ解説します。
【理由1】上質な古材を豊富なラインナップから選べる
古材専門店には、古材足場板をはじめとした豊富な商品が揃っています。
国産古材から輸入古材まで数十種類に及ぶ在庫があるため、DIYや店舗設計など、目的に沿った古材を見つけることが可能です。
【理由2】現物を確認しながらプロに相談できる
実店舗を構える古材専門店では、古材の現物を確認しながら豊富な知識を持つプロのスタッフに相談ができます。
ホームセンターでは古材の購入こそできますが、商品の状態や性質に合わせたアドバイスや扱い方を聞くことはほぼ不可能です。
一方、古材専門店なら、一つひとつの古材のバックボーンや状態について詳しく聞きつつ、加工や設計時のアドバイスも受けられます。
ショールームでの現物確認は古材日和でも実施しているので、お気軽にご相談ください。
▼古材日和のショールームは全国に6ヶ所▼
【香川・東京・静岡・福岡・秋田・滋賀】
【理由3】安全性や加工の精度が高い
古材専門店が取り扱う古材は、加工精度が高く安全に使いやすいのも特徴です。
古材は元々別の場所で使われた過去を持つため、釘や埃、小石などが付着している可能性があります。
しかし、古材日和では金属探知機を活用したクリーニングによって異物を極力除去しているため、安全に利用いただくことが可能です。
見た目の良い古材を安全かつ効率的に利用できるのも、古材専門店がおすすめの理由の一つといえます。
実際にどんな空間に使われてる?古材足場板の活用事例
ここでは、古材日和の古材足場板を活用した事例を写真と共に紹介します。
【北海道】ビーフインパクト 狸小路店
札幌市で人気を集めるステーキ店「ビーフインパクト狸小路店」様では、古材日和で整備された古材足場板(商品名:ユーズドプレーン)を店内にて活用いただいております。
客席の仕切りやドアなどに設置することで、西洋風の雰囲気を演出しています。
- 店名:ビーフインパクト狸小路店
- 住所:北海道札幌市中央区中央区南3条西4丁目17−1
- リンク:公式サイト
【東京都】monkey puzzle 東五反田
自然派ワインや美味しいスイーツを提供する東五反田の「monkey puzzle」でも、古材日和の古材足場板を活用して店内演出を行っていただきました。
カウンターテーブルに古材足場板を用いることで、ホッと一息つける落ち着いた空間が広がります。
- 店名:monkey puzzle
- 住所:東京都品川区東五反田3-1-1ルジェンテ高輪台1F
- リンク:Instagram
古材の選び方と失敗しないための購入ステップ
古材選びを失敗しないための方法は、以下の3STEPを踏むのがおすすめです。
【STEP1】使う用途に応じて古材を決める
古材は足場板だけに限りません。
フローリング材や柱、角材など多岐に渡るため、設置場所との相性が良さそうなアイテムを選ぶのがおすすめです。
【STEP2】使用環境に応じて不燃古材を選ぶ
古材日和では、国土交通省から認定を受けた不燃処理を施した「不燃古材」を取り扱っています。
公共施設やショッピングモールなど不燃材料が必要な場所で使うケース、火災のリスクを下げたいケースなど、多くの場面で利用できるので検討してみてください。
【STEP3】古材のプロに相談しながら決める
古材の不安な点があるなら、プロに相談するのがおすすめです。
古材の活用方法はもちろん、雰囲気や場所に合わせた商品の提案、希望の加工に関する相談もできるので、施工時のストレスや負担を減らすのに役立ちます。
古材足場板に興味が湧いたら「古材日和」にご相談を!
「古材っていいかも」「でも実物を見ないと分からない」
そう思った方は、ぜひ古材日和のショールームにお越しください。
事前相談も受け付けており、使いたい場所やイメージをもとに、適した素材をご提案いたします。
ショールームは「香川・東京・静岡・福岡・秋田・滋賀」の6か所に用意しています。
無料サンプル請求やオンライン相談も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
▶︎お問い合わせはこちら
お問い合わせは、お問い合わせフォーム・公式LINE
または下記まで
国内統括・グループ本部
塚田木材株式会社
〒 762-0046 香川県坂出市富士見町1丁目2-19
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平日8:00~17:00、土8:00~12:00
定休日:
土(午後)、日祝日
- 0877-35-8177 (古材担当まで)
- 0877-46-5205
- toiawase@kozaibiyori.com